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10人産んだら1人殺せる世界「殺人出産」村田沙耶香



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こんにちは、きょうこです。

先日会社帰りにプラッと本屋さんに立ち寄り見かけたこちらの一冊。
独特の表紙の絵柄(個人的に好み)、そして刺激的なタイトル。
もともと村田沙耶香さんの本を何か読んでみたいと思っていたこともあり、即購入決定です!

200ページ弱と文庫本としても薄いのですが、さらに4つの作品を収めた短編集ということもあり、1つ1つの作品は非常に読みやすいです。
空き時間にサクサク読めちゃうボリューム感◎

表題作「殺人出産」のあらすじは下記の通り。

 

今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」によって人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日突然変化する。表題作、他三篇。
Amazon 商品の説明部分抜粋

 

こちらを読んで分かる通り、4作品ともまるで今の世界の常識とは異なる世界のお話になっています。
まるで「世にも奇妙な物語」を読んでいるような感じ。

ただ、なんとなく好き嫌いは分かれそうな作品ではあります。
個人的には正直好きでも嫌いでもありません。
それでいうと、私にはあまり刺さらなかったのかもしれません。。

というのも、恐らく私は村田沙耶香さんの世界観に馴染めなかったのですよね。
それが近未来の話にも関わらず、作中に出てくる儀式の作法がやけに凝り固まっていることへの違和感からなのか。それとも世界の歪さが作中で敢えて強調されている気がして入り込めなかったためなのかはよく分かりません。
もし思春期の頃に出逢っていたら、また感想は大きく変わってたんじゃないかな?
きっとモロに影響を受けた気がします。

とはいえ、村田沙耶香さんの想像力には舌を巻くものがありましたし、これまでなかった視点から世界を改めて覗いてみたような、不思議で考えさせられるところの多い作品。
彼女の芥川賞受賞作「コンビニ人間」も、今度ぜひ読んでみたいと思います(^^)

 

殺人出産 (講談社文庫)

殺人出産 (講談社文庫)

 

  

コンビニ人間

コンビニ人間

 

お題「読書感想文」

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