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2018年アカデミー賞受賞作品「シェイプ・オブ・ウォーター」は、言葉を超えた美しくも陰鬱な純愛作品。ネタバレあり感想

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こんにちは、きょうこです。

今日はずっと気になってた映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観に行ってきました!
予告編をみて、その美しい水の世界観にずっと心惹かれてたのですよね。
さらに人外との恋愛作品と聞いて、それは一体どういうことなのだと好奇心を掻き立てられまくっていました。

 

本作のストーリーは下記の通り。

1962年、アメリカ。政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見てしまう。
アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。
子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。
音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る─。
※公式サイトより抜粋

 

 “彼”は所謂半魚人。
最初は少し不気味に思えましたが、慣れてくると目がクリッとしていて可愛らしく感じます。

 

 

 

本作で描かれる人間は、皆どこか心に影を負い、社会から虐げられています。
主人公のイライザは、幼い頃に捨てられ言葉を話すことができない女性。
同僚のゼルダは差別を受ける黒人女性。
そして同居人のジャイルズは同性愛者。

そんな彼らと、アマゾンの奥地からアメリカの研究所へ運び込まれ、実験体として酷い扱いを受ける孤独な“彼”は重なり合う部分も多く、特にイライザと徐々に心を通わせていくシーンは、お互いを大切に想い合っていることがまざまざと伝わってきて、とても美しいものでした。

また、ゼルダやジャイルズがイライザに対して本当に優しいのですよね。
単に友人想いというだけでなく、皆で心の奥底にある最後の砦を守っているような。
権力に対しても決して屈服しない彼らの姿は、暖かさで満ち溢れていました。

 

その一方で、本作で“彼”を実験体として扱い、果ては解剖までしようとするストリックランドは非常に選民思想の強い男性。
イライザに対してセクハラするわ、トイレのあとに手を拭かないわ、どうしようもない悪役(小物感あり)として描かれています。

この主人公サイドとの強い対比からポリコレ的なメッセージも透けて見えつつ、当時同じく強者であったロシア側の科学者が、“彼”を助けようと命を賭ける様には一縷の希望を感じました。

 

ただ、物語の後半でストリックランドが追い詰められてからの狂気溢れる演技は凄かった…!
“彼”もイライザもこのまま逃げられずに捕まってしまうのではないかと、非常にハラハラさせられました。

最後の結末は予想外だし、ややぶっ飛んだ形になっていますが、個人的にはしっくりきています。心の底から「良かったなぁ」って思える感じ。

 

美しくフェティッシュな反面、陰鬱で耽美な世界観。
今日はそんな作品に日常を忘れてどっぷり浸る、なかなか良い休日となりました◎

 

【追伸】
こちらの作品はR-15になってまして、ややエロいシーン&グロいシーンも含まれます。
個人的には、途中、猫が◯◯されちゃうシーンはショッキングでした。。
これからご覧になる方はご注意を!

 

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